最終話の収録を終えたばかりのアフレコスタジオで、出演者のみなさんからお話をうかがいました。
ファーストシーズンも含めて、みなさんにとって『D.C.〜ダ・カーポ〜II』とはどんな作品だったのでしょうか。
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| ――最終話までアフレコを終えられての感想をお願いします。 |
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■高垣彩陽(朝倉音姫役)
「オーディションのころから考えると、もう一年くらい関わらせていただいているんですよね。プレッシャーが大きくてすごく不安を抱えながら、でも愛を持って向かわせていただいた作品でした。最終話を迎えるまでにはとても辛い展開もあって、音姫ちゃんとしても辛いシーンが沢山あったんですけれど、最後はさくらさんが言っていたように『人を想う力はすごい奇跡を起こすんだよ』ということを感じられる最終話になりました。今は終わったばかりで、まだ頭がぽわっとしています(笑)。上手く言葉にできなくてすみませんが、ありがとうございました」
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■堀江由衣(朝倉由夢役)
「とても晴れやかな気持ちで終われる最終回でした。これからもまた日常が帰ってくるんだ、というさわやかで前向きな終わり方をしていて、とってもよかったなと思います。作品が終わってしまうのは寂しいけれど、とてもいい気分で終われたと感じてます」
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■南條愛乃(月島小恋役)
「小恋と美夏ちゃんがメインでストーリーが展開していたファーストシーズンは、小恋は空回りしたり、義之くんにもあまり見てもらえずで、ちょっとせつなかったです。でもそれも今では良い思い出ですね。
セカンドシーズンでは義之を見れなくなったりもしましたが、最後のセリフが『義之』だったことが、すごくうれしかったです。やっぱり義之を大好きな小恋ちゃんが一番小恋ちゃんらしいなと思っているので。それに私はアニメでこんなに出番の多い役は初めてだったので、いろいろなことが思い出に残りました。私の中でずっと思い出に残る、大事な作品になるんだろうなって思います」
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■茅原実里(白河ななか役)
「ななかはあまり本筋にからめなくて、個人的にちょっとさみしかったです(笑)。でも最終話のひとつ前、25話の時点で、物語があまりにも悲しい展開になっていたので、本番前のテストをしているときからつらくて切ない気持ちになってしまったんです。ここからどんな最終回をむかえるんだろうと気になっていたのですが、終わってみたらあったかい気持ちになれたので、とても良かったです」
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■岡嶋妙(雪村杏役)
「あっというまに終わった気分がして、今はちょっとさみしいですね。でも杏も無事に義之のことを思い出したし、これからまた義之をいじめたりして楽しい毎日が続くんだろうなと思うと、うれしい気持ちでもあります。あ、それと私はもうちょっと出番が欲しかったです(笑)」
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■田村ゆかり(芳乃さくら役)
「とにかくハッピーエンドでよかったなってと思います。音姫ちゃんと由夢ちゃんが喜んでいるところで、ほろっときちゃいました」
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■浅沼晋太郎(桜内義之役)
「こんな大役をおおせつかって、ほんとにうれしいやら大変やら、いろいろありました(笑)。共演者の方々に精神的にいじられ……あ、いや愛されてるなと思いました(笑)。
セカンドシーズンまであった作品ですが、話数がこれじゃ足りなかったと思うくらい、あっという間に終わった感じがします。
なので、自分の中でこの作品を補完するために、ゲーム版を買おう、そのためにまずはプレステ2を買おう、と思っています(笑)」
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| ――ファーストシーズン、セカンドシーズン通して、思い出深いシーンやセリフがありましたらお願いします。 |
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■高垣
「私、最終回を迎えるにあたって、セカンドシーズンの最初の方を見返したんです。そうして思ったのは、『弟君』ていう言葉をすごくたくさん言ってきたなあ、ってことでした。いろいろな思いを込めて『弟君』と呼び続けてきましたが、ちゃんとそれが伝わっていればうれしいです。それに、高台の夕焼けのシーンや、その後の弟君や音姫ちゃんと楽しくしているシーンが素敵だったなと思います」
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■堀江
「由夢が予知夢を見ちゃう話を全部お兄ちゃんに告白するところです。今まで義之さんとの別れがつらくて素直な態度をとれなかった由夢が、そこで初めて義之に言葉をきちんと伝えるところが印象深いです。ようやくここで由夢ちゃんの本音が出てきたなあと。思い出深い好きなシーンです」
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■南條
「ファーストシーズンでは、やっぱり一番最初の告白のシーンがすごく印象に残っています。『第一話で告白しちゃうんだ!』っていう驚きもあったし、プレッシャーもすごくて……。
セカンドシーズンは小恋としてだけではなく、一視聴者として見てしまう部分もありました。悩んでいる音姫ちゃんや、後悔したくないという気持ちで義之君に接していく由夢ちゃんたち家族の、すごく切ない感じが印象に残っています」
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■茅原
「ななかはとても歌が大好きな女の子で、そこが自分と共通していたかなと思います。だから、本編でバンドを組んでななかが歌を歌うシーンがすごく印象に残ってますね。CDを使わないで、自分で本当に何度も何度も歌ったので、なおさら思い出深いです」
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■岡嶋
「ファーストシーズンだと、小恋が義之に対してやきもきするところ見ながら、私は楽しむ、みたいなところが楽しかったです(笑)。
セカンドシーズンは、朝倉姉妹と義之とさくらさんたちの家族の雰囲気がすごく好きです。決して恋愛にはいかないんだけど、なんだか温かい。さくらさんはちゃんとお母さんの顔になっているし、お姉ちゃんも由夢ちゃんも義之が好きなんだけど、ただ好きなだけじゃなくて、もっとすごく深いところでつながっている感じがしたのが、すごく良かったなと思いました。
杏としては、義之と縁側で話すシーンがすごく好きでした。また、図書館で自分の秘密を話して、でもやっぱりはぐらかしちゃうみたいなところが、すごく杏らしいなと思いました」
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■田村
「ファーストシーズンで修学旅行に行く義之君に、お守りを首にかけてあげるシーンがあるんです。これは伏線になっていて、後にならないとわからないのですが、ものすごく意味のあることなんですよね。義之君を思っての行動に、演じながらすごくきゅんときました。あと、やっぱり、純一さんに髪を切ってもらうシーン。純一さんとちゃんと向き合って会話をすることが、懐かしかったり、まだ好きなんだなというのが伝わってきたりして、ものすごく切ない気持ちになりました」
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■浅沼
「女の子たちとそれぞれ二人きりになって、義之が素直になるシーンが印象的でした。
あとは、義之が消えることになったときの、それぞれの反応や義之の受け止め方ですね。女の子たちはもちろんだけど、男友達に『お前らと友達で本当によかったって』って言うシーンがすごくよかった。疎遠になってる友達をふっと思い出すようなシーンで、いいなあ、こういうのと思いました」
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| ――全部で26話と長いシリーズになりましたが、こういうシーンも見てみたかった、こういうシーンも演じてみたかった、などの希望がありましたらお願いします。 |
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■高垣
「本編以外でもオープニングやエンディングがすごく好きなんです。エンディングに、女の子三人が『わたしこれがいい!買って!』みたいな感じで、『うーん』って困っている弟君を囲んでいる写真がありますよね。過去の写真なのかもしれないんですけれど……。最終話はさくらとおじいちゃんがちょっと悲しいかもと思ったので、その写真みたいにおじいちゃんも一緒にさくらさんたちが戻ってきて、本当の意味で幸せな家族の姿を見れたらいいなと思います」
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■堀江
「今日アフレコした最終話は、もちろんハッピーエンドなんですけど、最終的に義之は誰とくっつくんだろうというのが、気になっています(笑)。はっきりと決まってほしい、という思いがありますね。でも同時にこれは、決着がつかなくてよかったのかもしれないという気持ちも……(笑)。うーん、でもちょっと見てみたいような(笑)」
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■南條
「学園生活のシーンをもっと見てみたかったです。ななかとせっかくバンドを組んだので、ななかちゃんと渉君、義之とみんなでバンド活動をするお話なんて、楽しそうですよね。
そしてほかには雪月花のみんなとのシーン。小恋はすごくいじられてるので、そういうところをもっと見てみたかったなと思います。あとは学園祭では、風邪をひきたくなかったです(笑)」
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■茅原
「ファーストシーズンであれだけ多くの女の子を振り回したんだから、義之君も傷ついたり悩んだりするところを見られたらいいなと思ってたんですけど……(笑)。やっぱり義之君の恋愛模様がみたいなという気持ちがありますね。義之君じゃないにしても、誰かが誰かとしっかり結ばれる、例えば小恋と渉だったりとか、そういうはっきりした関係もみたいなって思いました」
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■岡嶋
「杏は、義之といい感じになるというよりは、雪月花のみんなや渉、杉並たちとわいわいバカやってる方がすごくらしいなと思っています。だからそういう日常の学園シーンをもっと演じられたら楽しかっただろうな、って思います」
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■田村
「アニメの最終回は、それはそれでハッピーなんですけど、さくら的にはちょっと寂しい気もしているんです。
原作のゲームの方では、さくらも義之みたいに現実世界に戻ってくるはずなので、できればさくらも戻ってくるところまでやってくれたら、個人的にうれしかったなあ、って(笑)。子供たちを残していなくなっちゃった気持ちなので、願わくば帰ってきたかったです(笑)」
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■浅沼
「印象深いのは、義之が女の子ひとりひとりと一対一で対話するシーンなんですけど、杉並や渉とも一対一で話すシーンがほしかったなと。『やっぱりおまえらと友達でよかった』というようになるまでには、いろんなエピソードがあったんだと思うんですよ。たとえば河原で殴りあうとか(笑)。だから男友達との話があれば……あ、ちょっと誤解される表現ですかね?(笑) でも率直に、男の子たちの友情みたいなのを見てみたかったなあと思います」
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| ――最後に、作品のファンのみなさんに、メッセージをお願いいたします。 |
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■高垣
「私は女子校育ちだったので、こういう物語や関係って素敵だなって、マイク前で色々感じながら、演じさせていただきました。すごく大好きで、私にとって、とっても大切な作品です。このアニメのほかにも原作のゲームなど、『ダ・カーポ』という作品は色々な形で世に出ていますが、どれもあったかいものを胸の中に感じていただける作品だと思っています。ぜひアニメの『ダ・カーポII』だけではなくて、『ダ・カーポ』というシリーズを好きになっていただけたらうれしいです」
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■堀江
「ファーストシーズンでお兄ちゃんが島を出て行くときに、ネックレスをかけてあげるシーンがあって、それがセカンドシーズンになってようやく、ああこれはそういうことなんだってわかっていく。由夢は、なんでこんなにお兄ちゃんに対してツンツンしてるんだろう? 多分好きなんだろうけどなんで? という疑問を観ている人は抱くかと思いますが、それもだんだん明らかになっていく。ほかにも、ああこの台詞はここにつながるんだっていうことがたくさんあります。『ダ・カーポ』という作品の名前のとおりに、たくさんたくさん繰り返し見ていただけたら、観るたびに発見や楽しみがある作品だと思います。ぜひ何度もご覧になってください」
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■南條
「私の学生時代には大恋愛はなかったし、バンドもやっていなかったので(笑)、夢のような憧れの学園生活を疑似体験できてすごく楽しかったです。DVDなどでもう一度見返していただいて、皆さんにも楽しい学園生活の疑似体験をしていただきたいです。
あと、たくさんの伏線が張られた作品なので、一回目に見たときにはわからなかったことも、二度目、三度目ではたくさん発見できると思います。そして周りにいる友達や家族を、大事に思えるようになっていただけたらいいなと思います」
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■茅原
「本当にこの作品はピュアな作品なんだなあ、って思います。自分が学生時代に経験した初恋の思い出がよみがえってきて、胸がすごくきゅっと苦しくなるような想いを感じながら、参加させていただきました。観ればいつでも自分の青春時代がよみがえってくるような、思い出のアルバムになる作品だと思います。何度でも見返して楽しんでいただけたらうれしいです」
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■岡嶋
「風見学園での学園生活を見ていると、懐かしいなとか、自分にもこんなこともあったなとか、逆に自分の学生時代にはなかったけどいいなとか、いろいろな思いがわいてくると思います。学園生活以外でも、すっごい若いけどお母さんみたいな人が一生懸命世話をやいてくれるとか、隣りに素敵な幼馴染の姉妹がいて毎日毎日起こしてくれるとか(笑)。そういう夢のような生活を楽しみつつ、何度も見てくださいね」
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■田村
「さくらは外見は子供なのにお母さんで、すごく大人の部分もあるけど、すごく未熟な部分もあります。いわゆる恋愛シミュレーション的な作品の中で、攻略対象ではないそんなキャラクターを演じるのがとても新鮮でした。
それにこの作品にはいろいろな人の思いや願いがあって、中には醜い気持ちも渦巻いているし、本当に様々な感情が交錯しています。だから今見てその全てがわからなくても、大人になっていく過程で少しずつ分かる気持ちも出てくるんじゃないかと思います。何年か経ってから、またふと見ていただけたら、きっと感じることが増えていると思います」
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■浅沼
「最初はきっと、誰が誰と付き合うのか、というように恋愛モノとしての展開が気になる作品だと思うんです。でも、全体を通して流れているテーマみたいなものは『想い』ですね。恋愛以外の家族愛、家族に対する想いとか、誰かを助けたいという想い。そういう想いにいっぱい触れていただいて、その……人に対してではなくても、自分の好きなことや夢、そういうものを想う気持ちを、いいことなんだなって感じてもらえれば、演じてる僕たちもすごい幸せだなと思います。いろんなことをあきらめちゃって生きるのが嫌になったりしている人も、何かひとつ、想いをかけられることがあれば、それだけで人って強くなれたりするんだなと実感できる作品なんじゃないでしょうか。この作品を観て、ぜひそういう想いを感じてください」
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